2018年1月13日

若宮正子さんを知っていますか?


12月、ぎっくり背中になったとき、寝入りばな、気をまぎらわすためラジオを聴くのが習慣になっていました(ラジオを聴きながら寝るなんて、かなりと久しぶり)。

毎年、12月になると、今年出会ったこと・人・本・場所・味などなど振り返るのですが、こんな年の瀬も近づいたころ、素敵な方を知りました。

12月17日、たまたま聴いた岡田准一さんの「Growing Reed(J-WAVE)で、その日のゲストだった、若宮正子さん。

「シルバー世代にも楽しめるゲームがない(ほしい)」と、80歳を過ぎてから自らプログラミングを学び、「hinadan(ひな壇)」というiPhoneアプリを作った若宮さん。

ひな壇に、雛人形のアイコンをタップして並べていくゲーム。そう言われてみると、雛人形の位置って正確に覚えていたかな? シンプルだけど楽しそう! 正解すると、鼓の音が響きます。ポーン。

2017年、アップル社が毎年開催している開発者向けのイベントWWDC(世界開発者会議)で、CEOのクックさんから「世界最高齢のプログラマー」として紹介され、話題になった方でもあるとのことでした。

まわりと比べないで、自分のやりたいことをやってきた人が持っている特有の伸びやかさが若宮さんのお話からは伝わってきて、とても素敵でした。
その後、テレビでもお見かけしたけれど、お話同様、お姿も、とってもチャーミングでした。

昨年には 2冊の本が出版されたようです。読むのが楽しみです。



60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。(新潮社、2017)



明日のために、心にたくさん木を育てましょう(ぴあ、2017)