2019年1月13日
CHARAの名前のひみつ……わたしの(ボクの)好きな先生
暦のうえでは昨年末。2週間ほど前のこと。ちょっと前のこと。
12月29日の「RADIO DONUTS」のゲストに、ミュージシャンのCHARAが登場していました。
そのとき聞いた「チャラ」という名前の由来がとても素敵だった。
じつは、9歳のとき、代用教員のヨシコ先生がつけてくれた愛称なのだそう(もともとは「シャラッと」から来てるそう)。
たとえば泣いてた子が、次に一生懸命やるさまが、その先生にはたぶん「この子、気持ちが切り替わるのが上手だな」と映り、彼女につけてくれたのだそう。
ふつう日本語の響きからすると、「チャラチャラしてる」という意味に思われがちな、この名前。
昔、「笑っていいとも」(フジテレビ)に出たときにも、タモリさんに「チャラってのは、そこから来てるの?」と聞かれ、めんどうくさいから「まぁ、そんな感じです」と答えていたら……。
番組を見たヨシコ先生から「違う!」と、「全然違う。むしろ真逆の意味だよ」と、丁寧なお手紙をいただいたのだそう。
なんて素敵な先生なんだ。
サラリーマン生活をしながら、プロ棋士への道を切り拓いた瀬川晶司さんの自伝、『泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ』(講談社文庫、2010)に出てくる、小学校時代の恩師、苅間澤大子(かりまさわ・ひろこ)先生のよう。
こちらのエピソードも素敵なので、よろしかったら「もくれん本棚」のこのページにとんでみてくださいね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年1月13日
若宮正子さんを知っていますか?
12月、ぎっくり背中になったとき、寝入りばな、気をまぎらわすためラジオを聴くのが習慣になっていました(ラジオを聴きながら寝るなんて、かなりと久しぶり)。
毎年、12月になると、今年出会ったこと・人・本・場所・味などなど振り返るのですが、こんな年の瀬も近づいたころ、素敵な方を知りました。
12月17日、たまたま聴いた岡田准一さんの「Growing Reed」(J-WAVE)で、その日のゲストだった、若宮正子さん。
「シルバー世代にも楽しめるゲームがない(ほしい)」と、80歳を過ぎてから自らプログラミングを学び、「hinadan(ひな壇)」というiPhoneアプリを作った若宮さん。
ひな壇に、雛人形のアイコンをタップして並べていくゲーム。そう言われてみると、雛人形の位置って正確に覚えていたかな? シンプルだけど楽しそう! 正解すると、鼓の音が響きます。ポーン。
2017年、アップル社が毎年開催している開発者向けのイベントWWDC(世界開発者会議)で、CEOのクックさんから「世界最高齢のプログラマー」として紹介され、話題になった方でもあるとのことでした。
まわりと比べないで、自分のやりたいことをやってきた人が持っている特有の伸びやかさが若宮さんのお話からは伝わってきて、とても素敵でした。
その後、テレビでもお見かけしたけれど、お話同様、お姿も、とってもチャーミングでした。
昨年には 2冊の本が出版されたようです。読むのが楽しみです。
『60歳を過ぎると、人生はどんどんおもしろくなります。』(新潮社、2017)
『明日のために、心にたくさん木を育てましょう』(ぴあ、2017)
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