2021年3月9日

歌をうたおう


ご近所ではモクレンが満開。散歩の途中、ランプみたいに灯ってるモクレン見たさに、まわり道の日々。

はいはい、ここ数年、年末年始しか顔を出さなかったこのページでしたが、モクレンの開花とともにやってきましたよ~。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨日は、モクレンの花びらをつついている鳥を見つけた。その姿を目に焼き付けて、家に帰って野鳥図鑑で調べてみたら、どうもヒヨドリのような。

しかも、「ヒヨドリ モクレン」で検索すると、モクレンを食べてるヒヨドリの動画も発見。あれはやっぱりヒヨドリだったようです。決定!


ところで先月から、毎日一度、歌うことにしました。

それというのも、宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演のドラマ「俺の家の話」(TBS)で、こんなシーンがあったのがひきがねに。

人間国宝の能楽師である父親(西田敏行さん)が認知症のテストを受けることに。ケアマネージャー(荒川良々さん)に、「野菜の名前をあげてみて」と言われ、言葉につまる父親。能の台詞は流麗に口をついて出てくるというのに。

そのシーンがやけに心に残り、その後、数日間、夫と野菜や動物の名前を口にして、大丈夫らしいかもと確認しあう。これは私の家の話。


人やものの名前がスッっと出てこないと、自分の脳にサッと不安を抱く。これって加齢あるあるですよね。

毎日、机に向かって仕事をしていても、手先を動かしているからといっても、それはある意味、習慣になっているなじみのある作業。

で、ちょこっと脳に刺激をと、新しい歌を覚えることにしました(ほんとにちょこっとだ)。

もう何年も、歌詞をまるまる覚えて歌うなんてことなかったなと思い立ちまして。

私が小学生だった昭和の時代には、テレビで流れてくる歌謡曲を聞いて、集中して覚えていたような気が。YouTubeなんてなかったし。


そんなわけで、先月から始めましたの。2月の課題曲(?)は、ハンバート ハンバートの「おなじ話」。以前、鴻上尚史さんのラジオから流れてきて、好きになった曲。

最近、洗剤のCMにも起用されていました。このメロディ、使いたくなる気持ちわかります。歌詞の世界とCMは合ってないので、ちょっともったいない使い方と感じたのだけど。


毎日、仕事前にYouTube を開いて、一緒に1曲歌うだけ。「あ~、また歌詞まちがえた、もう1回!」なんて深追いはしません。

声に出して歌うのって、気持ちいい。

聴いていいなと思っていた曲でも、実際にカラオケで歌ってみたら、さほど楽しくなかったってこと、あります。歌って楽しい、飽きない、相性のいい歌を選ぶのが一番。

1カ月もすると、歌詞が定着してきて、達成感が(大げさ)。

2月から始めたので、この調子で行くと、今年11曲は持ち歌ができることになります。

3月の課題曲は、米津玄師さんの「アイネクライネ」です。

(つづくかも)